FX-Mateは経営破綻しています。
FX-Mateは2018年6月から取引銀行の資金が凍結されて、FX業務もできず、出金停止処理がされて身動きのできない状態が続いています。
私は口座を作って入金したものの、出金申し込みをしたまま、金融庁による出金停止が解除されない限り送金できないが、解除され次第送金するというメッセージを受けたまま、2019年2月13日においても、出金されていません。
2019年6月19日現在において、サイト自体へのアクセスもできなくなっていますし、メール連絡も何も来ませんので、もはや入金したものの回収はできないでしょう。
FX-MATE Support Teamからのメール
2018年11月19日に問い合わせたときのメールです。
この後、状況が変わった旨のメールはありません。
ここから
Nov 19, 09:27 JST
平素よりFX-MATEをお引き立ていただき誠にありがとうございます。
銀行送金先情報のご連絡ありがとうございます。
只今、弊社では取引先金融機関による資金凍結に見舞われており専門の弁護士を通じ裁判所を介して資金返却の手続きを行なっております。
これは、短期間にあまりに多くのお客様からの資金を受け入れた事により、資金源確認の為に、弊社の取引金融機関が行った措置です。
取引金融機関:
– WB21 Pte Ltd https://www.wb21.com
– Frux Private Bank https://www.fruxprivatebank.com
なお、ご返金のご申請をなさっているお客様におかれましては、資金返却され次第、最優先でご返金を致します。
お振込みの予定や金額につきましては、お客様に個別にお知らせ致しますので、それまでお待ち頂けますよう、お願い致します。
お客様には、大変ご迷惑をお掛け致しておりますが、何卒ご了承頂きたく、お願い申し上げます。
FX-MATE Support Team
FX-MATE サポートチーム
ここまで
このようにFX-MATEは現在FX業務ができない状態になっております。
現在は通常のサイトアクセスもできなくなりましたが、登録アカウントを持っている人用のログインページは生きています。
ただし、質問のコメントがいくつか入っているだけです。
また、出金ができないにもかかわらず、2018年末まで口座開設ができる状態は続いていました。
これは、会社がまだ倒産したわけではないということなのでしょうが、いずれにしろ、入金してもMT4は使えず、お金は引き出せないという状態になるので、どぶにお金を捨てたことになってしまいます。
実際、使えない取引所ですので、口座開設はしない方が良いです。
現状から考えると、この会社が復活することは略々考えられず、入金された方は、あきらめた方がよさそうです。
もし、私が出金出来たら報告します。
FXMATEの経営の主体について、
返金についての集団訴訟の動きがありますが、会社の所在地がシンガポールということだと、日本からの訴訟は難しいのではないかとも思われます。
即ち、日本で裁判できる対象は日本人若しくは日本在住者と思われるので、海外企業で日本に支店もない企業を日本の法律で取り締まることはできないのではと思いました。
実際に、集団訴訟の話は出ていますが、訴訟がされたという話は聞いていません。
シンガポールに会社があるとしても、その責任者は日本人であると聞いていますが、日本に在住してない状態では、裁判所に呼び出すことも難しそうです。
平成30年5月25日には、金融庁関東財務局から以下のような警告を受けています。
ここから
業者名等 | Bank of Earth Limited |
所在地又は住所 | Enterprise House, 1 Enterprise Way Enterprise Zone, Banjul, Republic of The Gambia. |
内容等 | インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの |
備考 | 代表者等の氏名は「不明」。 当該業者が提供するサービスの名称は「FXMate、FX-MATE」である。 |
※上記は、勧誘資料等に基づいて記載しており、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。
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ここまで
※ 引用 http://kantou.mof.go.jp/rizai/pagekthp032000751.html
このように、関東財務局で警告されている事情を知っていたら、この後に入金しないで済んだだろうとも思われます。
仮想通貨でFXができる取引所は2018年になってから、日本でもあちこち出来て来ましたが、MT4が使えるところはまだ、殆どありませんでした。このため、MT4が使え仮想通貨でFXができる海外の取引所として、FX-Mateがあったのです。
特にスプレッドの小さい『プロフェッショナル口座』は、通常最低額が10万円以上なのですが、今なら10万円以下からでも申し込めるキャンペーンなどもやっていました。
サイトにアクセスできなくなったので、口座開設もできなくなったのですが、記録として口座開設方法を消さずに残しておきます。
資金凍結されているのに口座開設できていた理由はよく分かりません。
口座開設方法順を追ってご説明していきます。
FXMate(FXメイト)とは
まず、FXメイトとはどんな業者なのでしょうか。
FXメイトは海外FX業者です。①MT4を使える②約定力が強い③完全NDDのSTP方式で日本でも人気があります。特に仮想通貨でMT4を使用し取引ができるのは、まだまだ希少な存在でした。
FXMate(FXメイト)口座開設方法
それでは、FXメイトの口座開設の手順を順を追って説明していきます。
FXメイト公式HPへアクセス
まずは、FXメイトの公式ホームページへアクセスします。右上にある『口座開設ボタン』口座開設ボタンをクリックします。
基準通貨・顧客タイプの選択
まず、基準通貨・顧客タイプを選択します。以下の手順で入力していきます。
1.まずは、登録名義を「個人」か「株式会社」かを選択します。
2. つぎに、『基準通貨を選択してください』は、取引で使用する通貨を選択します。▼プルダウン・メニューで「JPY(日本円)」と「USD(米ドル)」が選べます。「JPY(日本円)」の選択でいいでしょう。
3.つぎに、『顧客タイプを選択してください』は、「スタンダード口座」か「プロフェッショナル口座」どちらかを選択します。
「スタンダード口座」と「プロ口座」では、トレードに係わる費用が異なります。
スプレッドとは買値(ASK)と売値(BID)の差額ですので、トレーダーの皆様にとってはトレード費用と考えられます。
「スタンダード口座」の場合、取引手数料は無料ですが、標準的なスプレッド値になります。「プロ口座」では、スプレッド値は低いですが、取引手数料が発生します。
スプレッドが小さい「プロフェッショナル口座」は取引手数料を足しても、スタンダード口座より安くなるのでおすすめです。
▼プルダウン・メニューで「プロフェッショナル口座」を選択します。
すると、以下のように入力されました↓。よければ、最後に「次」をクリック。
個人情報の入力
では、続けて個人情報を入力していきます。
名前、名字、▼プルダウン・メニューで国籍・性別を選び、Eメールアドレス、生年月日、電話番号を順に記入します。すべて記入し終わったら『次』をクリックします。
今度は、住所、▼プルダウン・メニューで国を選んだら、郵便番号を記入し間違いなければ『次』をクリックします。
雇用状況と年収、貯蓄額の記入
次に、雇用状況、年収、貯蓄額を記入していきます。
『雇用状況』は、 ▼プルダウン・メニューから、従業員、自営業、派遣社員、主婦などを選びます。
『税引前年収』と『貯蓄・投資』は、日本円÷100くらいでざっくりUSドルに計算した額を記入しましょう。すべて記入し終わったら『次』をクリックします。↓は記入例です。
リスク・用語&条件の確認
つぎは、以下の書類を読み、確認したら全てにチェックマークして『次』をクリックします。
◆取引実行のリスクの理解
◆完全なリスク警告の理解
◆用語&条件確認
本人確認書類のアップロード
次は、以下の画面から本人確認書類をアップロードします。本人確認書類は大きく分けて2つ。順にみていきましょう。
①本人確認書類(写真付き)
②現住所確認書類
①本人確認書類
公的機関の発行した本人確認書類(写真付き)のいずれか1点
◆運転免許証
◆パスポート
◆住民基本台帳カード
※いずれも有効期限内及び写真付のもの。
裏面に修正事項や変更事項が記載されている場合、裏面も必要。
②現住所確認書類
現住所を確認するための書類として以下のいずれか1点のコピーをアップロードします。
スマホカメラで撮った画像でも鮮明に売っていれば大丈夫です。
私は、家に合ったインクジェット複合機のスキャナーで画像にして送りました。
◆健康保険証
◆住民票・印鑑証明書
◆納税関係書類
◆公共料金の請求書・領収書
◆電話料金の請求書・領収書
◆銀行・クレジットカードの利用明細・請求書
※現住所が記載され、第三者が6ヶ月以内に発行した書類。
裏面に修正事項や変更事項が記載されている場合、裏面も必要。
登録の確認
お疲れ様でした。ここまできたら、これまで入力してきた内容確認の画面になります。
あなたの入力内容に誤りがなければ、一番下のボタンをクリックします。
すると、以下の登録が成功したという以下の画面になれば登録完了です。
FXMateからの登録確認メールをチェック
登録が完了すると、入力したあなたのEメールアドレスにFXMateからEmailが届きます。内容を確認し、手順に沿って手続きを進めましょう。
取引前に必要なこと
LPOA(運用委託同意書) の電子書名
取引に際し、LPOA(運用委託同意書) の提出が必要になります。
LPOAの必要事項に記入し電子書名して「利用条件」と「消費者の情報開示」を読んで同意できるようでしたら、「クリックして署名」ボタンを押します。
スマホの「描画モード」にして書名してください。
【LPOA日本語訳】
※ガラケーで電子署名ができない方は、 印刷し記入署名した写目メをlpoa@fx-mate.comまで送付しましょう。 【LPOA印刷用リンク】
次に、「あなたのEメールアドレス」を入力します。
そのEメール宛てにFXMateからメールが送付されます。メール本文内の「Confirm my email address」をクリックすれば完了です。
入金方法
次は、取引に必要な入金方法を説明します。
まず、マイページにログインして、「DEPOSIT」をクリック。
スタンダード口座では最低証拠金US500ドルを、プロ口座では最低証拠金US1000ドルを入金します。
銀行振込かクレジットカード、ビットコインが選べます。
クレジっとカードはVISAカードとMasterカードだけです。
クレジットカードで入金すると、送金手数料もかからずクレジットカードのポイントもゲットできるのでおすすめです。
クレジットカードので支払う場合は、「Credit/Debit」のアイコンをクリックし、US$で入金します。
銀行振り込みで支払う場合は、「Bank Transfer」のアイコンをクリックし、送金してください。ローマ字氏名+MT4口座番号+FXMCと記入します。
なお、入金が反映されるまで2、3営業日かかります。
まとめ
いかがだったでしょうか。仮想通貨を使ってMT4でFXができるFX-Mateの口座開設方法をご紹介しました。一見まともそうですが、破綻して返金できないFX会社でした。
現在は口座開設ページへのアクセスもできなくなっていますが、ホームページのURLは以下の通りです。