投資ラボ FXで月100万円稼ぐまでのブログ

テクニカル分析とファンダメンタル分析について

FX

今回は、FXでよく聞く「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」について紹介します。

テクニカル分析とは

 

テクニカル分析は、過去のチャートの動きに基づいて将来の値動きを予測する分析のことです。

為替は経済や政治、地政学リスク等から影響を受けますが、それらは置いておいて、過去チャートのみでこれからの相場や投資家心理を予想していきます。

テクニカル分析の方法は、本当にたくさんありFX初心者さんは耳年増になりがちです。

本当に必要なテクニカル分析が何かわからなくなっている人も多いのではないでしょうか。私もそうでした。

色々勉強しているうちにわかった事は、100%勝てるテクニカル分析はこの世に存在しないということです。例えあったとしても、だれもそんな良い方法他人には教えてくれませんよね。

なので、私がテクニカル分析で身につけておくと役立ったというものをこれから紹介しますね。

結論から言うと、本当に基本中の基本です。よかったら参考にしてみて下さい。

 

ダウ理論

 

為替相場は、『上昇トレンド』『レンジ』『下降トレンド』の3つだけです。トレンドに沿った取引ができれば大きく利益を伸ばせますし、損失も少なく押さえられます。

トレンドがいつから発生し、終わったのかをいちはやく判断できれば利幅も大きく稼げますね。

そのトレンドの転換期を判断する際に有効なのが、このダウ理論です。

詳しいダウ理論についてはここでは割愛しますが、ダウ理論を理解するのは結構時間がかかりますし、私自身、今でもたまに見直したりしています。

ダウ理論って思いっきり地味でつまらいので、わたしも最初は適当にしか理解していませんでした。

しかし、負けトレードが続きいろいろ調べた結果、ダウ理論は基本中の基本だと気がつきました。理解していて損はないです。

ただ、ダウ理論だけでエントリーするのは難しいので、いろいろなテクニカル指標とあわせることにより勝率アップしていきましょう。

 

移動平均線

 

移動平均線の上にローソク足があれば、上昇トレンド。移動平均線の下にローソク足があれば下降トレンドです。

また、移動平均線が右肩上がりなら上昇トレンド。右肩下がりなら下降トレンド。平行に近ければレンジですね。

相場をざっくり確認するのにとっても便利なツールが移動平均線です。

 

さらに、移動平均線で価格が反転することも多いため損切りや利益確定のポイントにも使えます。

価格は移動平均線に戻ってきますので、移動平均線との乖離が大きくなったらシンプルに逆ハリというトレードもありだと思います。

 

テクニカル分析において移動平均線は世界中のトレーダーが使っていることもあり、かなり重要なツールだと思います。わたしは移動平均線を表示していないとトレードできないです。

 

移動平均線のパラメーターは、5日、10日、20日、21日、25日、50日、75日、100日、200日等あり初心者の方は何を設定するか悩むかと思いますが、使っているうちにしっくりする移動平均線がみつかると思います。

ちなみに私はEMA21日、75日、200日で使っています。

 

RSIとMACD

 

ここで具体的にわたしのお気に入りのトレードの手法を一つご紹介しますね。

 

それは、オシレータ系の指標であるRSIとMACDを利用したトレードです。超シンプルなのにけっこう勝率は高めです。

 

ただただ過去のチャートから計算して導きだしたRSIとMACDを使ったトレードです。説明していきますね。

 

RSIはオシレーター系のテクニカル指標で相場の売られ過ぎ・買われ過ぎがわかるものですね。

RSIが70~80%を超えると買われ過ぎ、逆に30~20%を割り込むと売られ過ぎのサインで逆ハリのエントリーとして使われるのが一般的です。

 

わたしは、RSIが70%以上でMACDがシグナルを下抜けたら「売り」でエントリー。反対にRSIが30%以下でMACDがシグナルを上抜けたら「買い」でエントリーします。

 

ただ、検証すればわかると思いますがこの条件でエントリーできる回数は少ないのが難点です。

なので、RSIが40%以下、60%以上という条件でエントリーされている方もいます。そのへんのさじ加減を見ながら自分なりに勝率を高めてみてください。

 

RSIについては別記事で詳しく説明していますのでよかったらご参照下さい→『RSIとは
MACDについては別記事で詳しく説明していますのでよかったらご参照下さい→『MACDとは

 

ファンダメンタル分析とは

 

一方、ファンダメンタル分析は、政治や経済の動向や地政学リスク(テロ・災害・軍事的緊張等)に基づいての人の行動による将来の値動きを予測するものです。

 

例えば、トランプさんが大統領選に勝利したとたんにドルが下がったというのがありましたね。

通常は米国で新大統領が決まるとドルは値上がりするというのが通例なのですが、トランプさんの破天荒な人柄に不安が広がりドルが下がってしまったという現象です。

 

さらにトランプ大統領が中国と和解して関税を引き下げるというニュースが出ると、ドルが上がります。反対にトランプ大統領が、いやそんな話はしていないとTwitterでつぶやくとドルが下がるという動きになりますね。

また、イギリスのブレグジットも目がはなせませんね。

EURJPYが昨日から上がりだし、今朝の早い時間に爆上げしました。テクニカル分析では完全に反転する予想だったのですが、本日12月13日の英国選挙で与党の勝利が略々決まったというニュースが入ってから、EURの値が下がり、その反動でJPYが急に上がりました。
EURUSDもだいぶ上がりました。

 

前述の例は政治による為替値動きの影響ですが、経済による値動きの代表となるのがサブプライムローンだと思います。

なお、米中貿易戦争は政治と経済の両方が絡んでいますね。

 

ファンダメンタルを取引に取り入れる際に注意したいことは、「セル・ザ・ファクト」です。

 

各国の金利にも為替相場は影響を受けます。金利が上がれば、その通貨は買われやすくなりますね。

 

例えば、発表前から米国金利が上がるのではという「期待」が出た場合、人々は米ドルを買い始めます。

その後の公式発表で逆に金利が下がった場合、期待で買っていた人は米ドルを売ります。

また、金利が上がったとしてもそれが「期待どおり」だった場合にも米ドルは売られる傾向にあります。なぜなら市場はもう織り込み済みで、これ以上米ドルが上がる見込みが薄いため利益確定をする人たちが増えるからです。

これらが「セル・ザ・ファクト」です。

 

つまり、FXでは「噂で買って事実で売る(バイ・ザ・ルーモア/セル・ザ・ファクト)」を覚えておくといいでしょう。

 

特に、毎月第一金曜日に発表される米国の雇用統計はかなり為替に影響を与えるので多くのFXトレダーは意識しています。

米国雇用統計は、日本時間の21:30(夏時間)か22:30分(冬時間)に発表されます。その前後の時間帯は為替が乱高下することが多くスリップページで予想以上の損失が起こることがあります。

そのため上級トレーダーでも、米国雇用統計発表時あたりのトレードはしないという方が多いです。わたしもトレードはしていないです。

 

ちなみに、わたしは『ザイFX』というサイトで、各国の経済発表や選挙など為替に影響を与える重要なニュースの発表日時等確認しています。FXついて盛りだくさんの情報が調べられて便利です。

 

モバイルバージョンを終了